Mobileye Shield+ モービルアイ シールドプラス

後付け可能な側方衝突警報システム

重大事故につながる、大型車特有の巻き込み事故を防止

モービルアイ・シールドプラスは、前方衝突防止装置であるモービルアイをベースに開発され、フロントガラスおよび車両側面後方にカメラを取り付け、前方と大型車特有の死角をカバーする警報装置です。死角にいる歩行者や自転車の接近や衝突の危険性をドライバーにアイコン表示や警報音で警告します。

大型車の死角をカバーする側方衝突警報装置

モービルアイ・シールドプラスは、前方の追突事故を防止する警報機能とともに、側方の衝突警報機能も備えています。大型車特有の死角をカバーし、車両側面に位置している歩行者や自転車を検知します。衝突の危険性がある場合にはドライバーに警報音とアイコン表示で警告、重大事故に繋がる巻き込み事故を防止します。

※車両の構造や車両幅により、モービルアイ・シールドプラスが装着できない、または片側にしか装着できない場合があります。

モービルアイ・シールドプラス危険検知の仕組み

モービルアイ・シールドプラスは、スマートカメラで検知対象の動きや方向を分析するだけでなく、交差点やカーブでは、巻き込み事故の発生しやすい進行方向側・左右の検知範囲を拡大することで、交通事故の発生を防止しています。

左右歩行者検知

危険エリア内に対象となる「歩行者や自転車、一部の2輪車」を検知すると専用ディスプレイに黄色の人物アイコンを表示して注意を喚起します。

専用ディスプレイに黄色の人物アイコンを表示して注意を喚起します。

左右歩行者警報

検知対象と車両の相対的な動きから接触の危険性が高まると専用ディスプレイに赤色の人物アイコンを表示し、専用ブザーの警報音により危険を通知します。

専用ディスプレイに赤色の人物アイコンを表示し、専用ブザーの警報音により危険を知らせます。

スマートな側方衝突警報装置で巻き込み事故を防止

モービルアイ・シールドプラスは、車両側面後方に取り付けられたスマートカメラが常に側面をモニターしています。死角に入っている歩行者や自転車の動きまで検知し、ドライバーにその存在を知らせ、巻き込み事故の危険がある場合は、警報音とアイコン表示で警告します。

クラウド連携による危険箇所の確認と改善

テレマティクスシステムによりモービルアイ・シールドプラスで発生した警報の位置情報をクラウド経由でマッピングし、すべて記録することが可能です。警報の発生しやすい場所では、ヒヤリ・ハット多発地点としてリアルタイムで利用者に通知することができます。警報の種類や回数等により、危険箇所の特定や改善に繋げます。(オプション機能)

モービルアイ・シールドプラス 紹介ムービー

モービルアイ・シールドプラス 各種仕様

製品仕様

システム構成 メインユニット、アイウォッチ〔警告表示装置〕、スマートカメラ、歩行者警報表示ディスプレイ、エンハンスメントボックス(アナログ配線用)、ジャンクションボックス、エクステンションケーブル
衝突防止警報機能 追突警報、低速時追突警報、歩行者警報(前方および左右側面[昼間のみ])、車線逸脱警報、車間警報、速度標識認識
安全運転支援機能(オプション) 速度超過表示(表示装置での視覚警報)
ビジョンセンサ視野 38度
車両検出距離 約80m
入力電圧 12-24V DC
動作温度 -20℃~ 80℃

メインユニット仕様(シールドプラス専用モデル)

構成 CMOSセンサー・カメラ、レンズ・警報ブザー、EyeQ2画像処理チップ、ジャイロセンサー、複数カメラ協調制御機能
サイズ 122mm(長さ)×79mm(幅)×43(高さ)mm
重量 200g

アイウォッチ仕様

構成 フルカラー液晶によるアイコン表示による警報、設定値変更ボタン
サイズ 49mm(直径)×24mm(奥行)[29mm(脚収納時)/66mm(脚使用時)]
重量 46g

スマートカメラ仕様

サイズ 105×88×56mm
耐水性能 IP-67・IP-69相当

歩行者警報表示ディスプレイ仕様

サイズ 145×87×35(72)mm
電気特性 12V-24VDC 最大500mA
重量 205g

ジャンクションボックス(JB)仕様

サイズ 180×70×20mm
電気特性 12-28VDC
動作温度 -20~80℃
重量 155g

製品保証

原則として、取付日から1年経過するまでの間の不良品の修理、代品対応、それにかかる工賃の負担無し。

*J21サポート規定による。